みなさんこんにちは!外壁塗装のタマオの川添です。
外壁を触ったときに白い粉が付いてきたことありませんか?
これはチョーキング現象(白亜化現象)といい、外壁の劣化のサインのひとつです。
チョーキング現象とは塗料に含まれている顔料が外壁の表面に粉のように出てくることをいいます。
塗料は、本来粉末の顔料にシリコンやウレタンなどの合成樹脂、添加剤を混ぜ、水もしくはシンナーで薄め作られます。
太陽の熱や紫外線、風雨を毎日受けることにより、塗料の成分が徐々に分解され劣化していきます。
顔料が粉に戻り外壁の表面に出てくる現象がチョーキング現象です。
(透明色のクリア塗装には顔料が使われていないのでチョーキング現象は発生しません。)
チョーキング現象が起こるとどのような影響を及ぼすのでしょうか。
塗料の成分が劣化していくことにより、外壁を守る塗装本来の役割を果たすことができなくなり、特に防水機能が劣化します。
外壁は雨水を吸収していき、藻・コケ・カビの原因につながります。
放置し続けてしまうと雨水が家の中に侵入し、建物全体を傷めてしまうおそれがあります。
チョーキング現象は特に紫外線の影響を受けやすいので、日当たりが良い南側や西日が当たる場所、バルコニーの壁などで起こりやすいです。
塗装を考えるきっかけのひとつにぜひチェックしてみてください!
少しでも気になることがある際にはお気軽にご相談ください。
専門の職人と一緒にお答えいたします!